ワインとの出逢い
昨夜はMと都心のホテルで待ち合わせ。
ぼくは、お昼過ぎにチェックインをしてお部屋で仕事。
休日も返上して働くことミツバチの如し。
夕方、Mがお腹をすかせてやってきた。
「疲れちゃったからロビーまで迎えに来て!」
甘えるときのMは機嫌がよい証拠。
庭園に面したレストランを予約。
Joseph Drouhinのボジョレーを一本頼むが、そろそろヌーボーにも飽きてきた。
Mの薦めで、Poupille Cotes de Castillon 2000に切り替える。
これが実にいいワインだった。価格と実力のバランスもよい。
Mのワイン選びはフランス仕込みなのでソムリエもうならせる。
久しぶりに瞠目した。
まだ子供のとき、父を訪ねてきた酒豪の文豪からこんな言葉を贈られたことがある。
「君、大人になったらワインをたくさん飲みなさい。自分の小遣いで買えるワインを浴びるように飲みなさい。
「ある時、君の先生なり上司なりが、君が自前で飲めるワインより上等なワインを飲ませてくれる機会があるだろう。
「君はいつも飲んでいるワインと、上等なワインとの違いに愕然とするはずだ。
「そうやって徐々に上等なワインを覚えていけば、ワインは一生楽しめるよ、君」
ぼくにとって、一度目の「愕然」はNYのレストランで出逢ったNapa Valley Chardonnayだった。
二度目の「愕然」が昨夜のPoupille。(注)
先生や上司のかわりにMが僥倖を運んでくれる。
コース料理も最高で、二人ともすっかりご機嫌で庭園を散歩しながら部屋に戻りました。
それからMを優しく抱いて1回、寝る前にMに目隠しをして襲って1回、朝、寝ていたところをMの手とお口でイカされて1回、お昼前にドレスを着たままのMに襲われて1回。今週はもう8回目。
お盛んなことミンクの如し。
注: 六本木とかのクラブで空ける(空けさせられる)超高値のワインは除く。支払が怖くて味がしない。伝票を見て「呆然」と立ちすくむ。
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